2014年02月26日

ワーク・ライフ・バランスについて

ワーク・ライフ・バランスということが、近年よく言われますが
 中小企業においては、いまひとつこの言葉がぴんと来ないような気が
 します。
  それは、一つには、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」
 というのが、たとえば労働基準法のようにまとまった一つの法律では
 なく、「労働時間の削減、有給休暇の取得促進」、「育児・介護休業の取得
 (特に男性の育児休業取得)促進」「女性の働きやすい職場つくり」「メン
 タルヘルス対策」など内容が多岐にわたっており、準拠する法律もたとえば
 次世代育成支援対策法、労働時間、育児・介護休業法などのように広範囲で
 あることなどが、全容をわかりにくくしている感があります。
所管する官庁も総務省、内閣府、厚生労働省、都道府県など多くにまた
 がっており、各役所が主催し、他の役所が共催に名を連ねるというイベント
 や講演会が毎月どこかで催されている状況です。
  では、中小企業における「ワーク・ライフ・バランス」を進めていくには
 どのようにしていったらよいのでしょうか。
  まず、多くの内容のうち、当該企業で問題となっている状況をまずひとつ
 ピックアップしてみるとよいでしょう。
  それには、社員全体で話し合う機会を設け、意見を聞くのがまず最初に
やるべきことです。
 「残業時間が多い。」という問題が出てきたとしたら、所定時間内に業務が
 完了しない原因は、何かを洗い出してみるのです。
 仕事の絶対量が多い、仕事が特定の人に偏っている、仕事の進め方の手順が
 悪く非効率になっている、上司が遅くまでいるので部下が帰りにくいなど
問題点が出てきたら、それを解決するにはどのようにしたらよいのか話し
合ってもらいます。
  問題点が明らかになったら、解決するための目標を決めます。
 この時点で経営者も加わり、1年後、半年後、1ヵ月後などの目標を設定し、
 時期が経過したら、目標が達成できたかどうか検証を行います。
  話し合いによる問題点の洗い出し⇒ 改善目標設定⇒ 検証
 のサイクルを繰り返すことにより、問題点の解決が図られたら、次に別の
 テーマについて(たとえば、有給休暇の取得率のアップを図るにはどう
 したらよいか)目標を立てるようにします。
  個々の企業の目標は、「一般事業主行動計画」にまとめて、厚生労働省の
 HP「両立支援のひろば」にアップし、ネット上で公表すれば、目標実現へ
向けて取り組む企業の姿勢が広報できます。
posted by 社労士kawada at 18:20| Comment(0) | ワーク・ライフ・バランス

2013年12月20日

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

茨城県商工労働部では労働政策課において、ワーク・ライフ・バランス
事業が進められています。
 今年度は、他の社労士の方々と一緒に私もワーク・ライフ・バランス
アドバイザーとして、「仕事と生活の調和」を各企業さんに推進するお手伝いを
しています。
 昨日は、労働政策課で、アドバイザーと県の担当者の会議がありました。
この会議の写真が「いばらきワークライフバランス倶楽部」という名前でfacebook
のページにアップされています。
 
 「仕事と生活の調和」というテーマについては、特に1本の法律があるわけでは
ないので、なかなかその概念がご理解いただけないのですが、要は、社員が仕事
ばかりでなく家庭生活も充実させていけるよう、企業としても配慮して下さいと
いうことです。

たとえば、仕事の効率を上げて残業を減らしたり、社員に父親参観日への積極的な
参加を勧めたり、有給休暇の取得手続きを簡単にして取得率をアップしたりといった
ことが考えられます。

 これらの対策は、社員のモラールアップにつながるだけでなく、企業にとっても
労働生産性の向上や残業代の削減というプラスの効果が表れます。

 「仕事と生活の調和」がどうしたら図られるか、社員同士で話し合いを持ち、全員
で取り組むことが重要だと思われます。
posted by 社労士kawada at 18:19| Comment(0) | ワーク・ライフ・バランス